株式会社 竹野内建設

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月別アーカイブ: 2015年12月

★今年最後の土曜日と仕事

◆12月26日、今年最後の土曜日がきました。

なんとなく落ち着かない気分なのは、まだお家の大掃除が・・・。!(^^)! これこれ、絵文字よ、笑ってる場合ではないデス。

 

わが家のことは置いといて、それぞれの現場は年末に向けて精力的に仕事が進んでいます。写真は安芸区のK邸、雰囲気のある洋風な建物のリフォーム&メンテナンスです。

 

新鮮な気持ちで新しい年を過ごして頂きたいと思います。

 

DSC03488

★つなぐ仕事、つむぐ仕事

キャプチャ

 

 

住まいづくりを通して長い付き合いをさせていただいているお客様がおられます。

社長がまだ20代のころ、会社勤めのころからのS様。

先日、コンクールの現地審査のことでお願いに上がったとき、約1年前にリノベーションを終えたLDKでお茶をいただくことになりました。

 

そこで、S様がお話になった内容は初耳のことばかり。「社長がまだ若いころ、うちの仕事をして頂き、それ以来の付き合いなんよ。」・・・ということは、30余年前? 長くお仕事をいただくこと、本当にありがたいことです。

 

ご両親が亡くなった後は空き家になっていた家に、同敷地内に新築した別棟に住まわれていたS様夫婦が移り住まれるためのリフォーム。さらには、別棟には長男ご夫婦がお住まいになる予定です。住まいと人、人と人をつないでいく仕事に喜びとともに責任を感じます。

 

住まい手の想いとその暮らしに沿った住まいづくりをこれからも続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

★あいまいな空間、縁側

◆ 伝統的な西洋建築は外敵から「守る建物」で要塞型。日本の伝統建築は「自然と共生する」「自然を活かす」建物だと言われます。
日本人は昔から、自然を生活に巧みに取り入れて来ました。ふすまや障子を開ければ「内と外」はたちまち一体化してしまうような住まいの形でした。
青蓮院
その、内でもなく外でもない場所にある縁側。
ここは、白然と一体となる空間。
◆ 木製のデッキをつくる家庭が増えていますが、あれは私たちの日本人のDNAに自然共生感があり、「縁側」はそれを表現するスペースであるからではないかと思います。
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写真はおととしの春に行った京都青蓮院と、先月訪れた宮島弥山展望台の縁側です。
縁側に座ると気持ちが落ち着きますね。

★いよいよ、明日

「杜のアレイに暮らす」をコンセプトに「ハナミズキの家」に続く「ヤマモミジの家」棟上げの日。
名前にあるように、東区画のシンボルツリーは「ヤマモミジ」。
ヤマモミジは強い直射日光が苦手な私みたいな木らしいです。
カエデ科の落葉高木で半日陰で育てるのです。夏場は乾燥しないように、水やりを十分に。葉っぱが焼けないように葉水も有効です。ただし、日中は避けた方が良いでしょうね。
上棟式に使う「おかめ御幣」が届きました。箱を開けると、可愛らしい笑顔のおかめさん。本当に幸せそうです。
IMG_5578
ところで、
ウィキペディア  大報恩寺おかめの物語によると、
鎌倉時代に大報恩寺の本堂を作った大工の棟梁(高次)は、大事な柱の寸法を間違い短く切ってしまったそうです。それを知った妻のおかめが枡組を使うようにアドバイスし高次は無事に本堂建築の大任を果たすことができました。
しかし、おかめは女のアドバイスで棟梁が仕事を完成させたことを知られてはいけないと本堂の上棟式を待たずに自害してしまいまったそうです。高次は上棟の日、妻おかめの冥福とお堂の無事を祈っておかめの面を御幣につけて飾ったと言われています。
素晴らしい内助の功、おかめ御幣の言われでした。